血液の生理学1:Day04 <生理学教室58days>

生理学教室58days

第4日目。今日から血液の生理学です。

血液の生理学1

  • 血中の細胞成分は、骨髄多能性血液幹細胞からつくられ、循環血液中に放出される。この細胞を腎臓から分泌されるエリスロポエチンが刺激すると赤血球になる。
  • ヘモグロビン酸素の結合・解離が、S字状に変化するのを酸素解離曲線という。
  • 好中球マクロファージは、細菌を食い殺す貪食能をもつ。
  • 単球は組織でマクロファージとなり、細菌を貪食しその抗原THリンパ球に提示。このリンパ球の指令で細胞傷害性 (Tc) リンパ球が感染細胞を傷害する。これを細胞性免疫という。
  • 細菌等に対してBリンパ球抗体をつくって立ち向かうのを液性免疫という。
  • 免疫は自己をも攻撃する二面性があり、肥満細胞ヒスタミンを遊離して起こるアレルギーもそのひとつである。アレルギー体質の人はIgEが多い。
  • 血小板の機能は止血作用である。

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