第8日目。循環の生理学の3日目です。
循環の生理学3
- 太い動脈は、血流を拍動的から連続的に変える弾性血管系である。
- 細動脈は、血管抵抗を変えて血流量を調節する抵抗血管系である。
- 毛細血管は主に拡散によりガス、物質交換を行う交換血管系である。
- 皮膚では毛細血管を介さない動静脈吻合が発達していて、体温の上昇により開いて放熱する。
- 心臓が収縮した時に心拍出量、血圧が最大になる、この時の血圧を収縮期 (最高) 血圧という。
- 収縮期血圧が120mmHg、拡張期血圧が75mmHgの時の平均血圧は、75 + (120 – 75) / 3 = 90mmHg 【 平均血圧は拡張期血圧に脈圧の1/3を足す 】
- マンシェット内の圧を上げて動脈内の血流を遮断し、圧を下げていくと音が聞こえ、その後消える。この音をコロトコフ音という。【 最高血圧:音が聞こえ始めた時の血圧。最低血圧:その後音が消えた時の血圧 】
- リンパ管は組織間液を集めて静脈へ戻すため、 組織からの排水の役割をする。リンパ管と静脈は弁を持つ。【 筋肉ポンプにより心臓へ戻す 】
- 食後、小腸より吸収された脂肪はリンパ管に入る。【 グルコース、アミノ酸は血管に入る 】